ステップアップで介護福祉士の資格を目指そう

介護福祉士とは？

高齢化が社会問題となり、今は老人ホームの数も増えて来ています。人は誰しも年をとり、老いを迎えるのです。若い時は何でも自分でできたのに、年を重ねるごとに誰かの手を借りなければ出来ないようになってしまいます。人に何かをお願いすることがうまくできる人ならいいかもしれませんが、人の力を借りたがらない人でも老いには勝てなくなってしまいます。そんな時には、介護福祉士が介護される側の身体と心の支えになってくれるのではないでしょうか。介護福祉士は、認知度の高い国家資格です。介護福祉士の資格を持っているということは、介護のプロであり、信頼して介護を任せることのできる存在だという証です。介護福祉士は介護のプロであることから、ケアマネージャーや介護事務の資格などとともに、今後もどんどん需要が大きくなる資格です。

介護福祉士の待遇

しかし、いざ働いてみると、思っていたよりも収入が少ないなど待遇面に対しての苦しい実情が聞こえてくることもあります。ただし、介護業界はここ何年かで進化を遂げています。また、業界の中でサービスが細分化されている所には今後、必ずビジネスチャンスが生まれるようになっています。もし、ビジネスチャンスが生まれた時に介護福祉士の資格を持っていると有利に仕事をすることができるのではないでしょうか。
主婦が働こうと思った場合には、無資格でも老人ホームで働くことは可能です。しかし、キャリアアップを目指す場合には、介護福祉士の資格を取得してみてはいかがでしょうか。

介護福祉士の受験資格

介護福祉士の資格は実務経験が3年以上か、福祉系の大学や専門学校を卒業した人しか試験を受けることが出来ません。しかも試験は毎年一度しかなく試験に落ちると次の年まで待たなければいけません。しかし、実務経験3年以上といっても、正社員としてフルタイムで働かなければいけないという事でなく、パートや委託職員として働いていても受験資格が与えられます。資格をとることができた場合には、結婚出産後でも転職や再就職をしやすいと思います。
先ほども書きましたが、老人ホームで働きたいと思っても、無資格で働くことは可能です。しかし、介護に関しての幅広い知識を身につけることはとても重要であり、仕事に対しても能動的に向き合う事ができるのではないでしょうか。採用する方としても、作業として仕事をしていくということでなく、付加価値を付けることができる人や前向きな人を求めています。