勉強の際のノート作りは時間の無駄

ノート作りは無駄

学生時代に勉強していた時は、教科書とノートを学校に持って行き、綺麗なノート作りをしていた人も多いはずです。時には色をつけたり、分かりやすくまとめることばかりを考えていた人もいたのではないでしょうか。
しかし、今資格の勉強をしている人の中に、綺麗な自作ノートを作っている人がいたとしたら、今すぐノート作りをやめた方がいいでしょう。今まで勉強する時にはまずノートを作っていたという人も多いかと思います。しかしノート作りはとにかく時間がかかってしまう為、効率良く勉強出来るとは思いません。また、ノート作りは勉強でなく作業であり、ノートを作っただけで満足してしまい、勉強した気になってしまうのです。中には書いて覚えるという人もいるかと思います。しかし書いて覚える人はとにかく書きまくればいいだけであって、時間をかけてノート作りをする必要はないのです。

デメリットが多い

また、手がつかれてしまい、最悪の場合、手が腱鞘炎になってしまいます。これらのデメリットがあると分かっていながらもどうしてもノートを作りたいと思う人もいるかもしれません。しかし、一時間で基本書何ページ分のノートを作ることができるのでしょう。多くても10ページほどしか作ることはできないのではないでしょうか。もちろん、ノートを作ることで内容が整理されるというメリットもあります。しかし、限られた時間の中で勉強していく人にとっては、メリットよりデメリットの方が大きいのではないでしょうか。

ノート作り以外の勉強をメインに

ノートを作っている時間は勉強になるということはありません。もちろん試験内容についてまとめているので、全く勉強にならないというわけではないのかもしれません。しかし、問題よりもいかにノートを綺麗にまとめるかという事に頭を使ってしまい、結果ほとんど問題については分かっていなかったという事になりかねません。また、ノート作りで一生懸命勉強した気になってしまい、ノートを活用することすらしないまま試験を迎え、不合格になってしまったという人も少なくありません。しかし、ノートを作った本人には不合格になってしまった理由が分からず、「何時間も真面目に勉強したはずなのに」と嘆くばかりで、またノートを作り出すという悪循環にはまってしまうのです。
試験によっては、記述式や計算問題がありますし、勉強しながらメモを取ることもあるでしょう。しかし、何度も問題集や基本書を読み返した方が、頭に入り、多くの事を学ぶことができるはずです。自分のノートを作ることは考えず、勉強していきましょう。